人生の親会社の「経営理念」|私が稼ぐ理由は、アブダビの孫に会いに行くこと

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「副業で、月に〇万円稼ぐ方法」
「定年までに、法人を作る手順」
世の中には、「どう稼ぐか」の情報があふれています。
私自身、このブログで法人設立や創業融資のことを書いてきました。
けれど、ずっと書けていなかったことがあります。
それは、「私は何のために稼いでいるのか」という話です。
今回は、その話をさせてください。
そして読み終わったときに、あなた自身の「稼ぐ理由」を一行で書いてもらえたら、と思っています。
私が稼ぐ理由は、アブダビの孫に会いに行くこと
私の長女は、海外で暮らしています。
オーストラリアのブリスベン、シドニー、またブリスベン。そして今は、中東のアブダビ。住む国が変わるたびに、会いに行く道のりも費用も変わってきました。
そのアブダビで、初孫が生まれました。
毎日、Googleフォトで送られてくる写真や動画を見るのが、今の私のいちばんの楽しみです。
初めて孫に会った日
初めて孫を抱いたとき、驚きました。
画面で見ていたよりも、ずっと小さかったのです。
そして、本物は、写真の何倍もかわいかった。
「孫はかわいいよ」と、人からよく聞かされてはいました。でも、その意味を本当にわかったのは、あの瞬間でした。
会いに行くには、お金がかかる
ただ、アブダビは近くありません。
妻は膝を痛めていて、10時間を超えるフライトをエコノミー席で乗り切るのは難しい状態です。だから私たちは、ビジネスクラスを選んでいます。
長年貯めてきたマイルを使っても、現金で1回50〜65万円ほどかかりました。
また、前回はドバイ空港に着いたため、日本語が話せない娘の夫が、片道2時間以上かけて車で迎えに来てくれました。ありがたい反面、申し訳なさも残りました。次はアブダビの空港に着く便にして、少しでも負担を減らすつもりです。
膝の悪い妻と一緒に、家族に迷惑をかけず、無理なく会いに行き続ける。
それが、私が定年後も稼ぎ続けたい理由です。
理由の根っこにあるもの
少しだけ、昔の話をさせてください。
子どもの頃、母はよく「うちは貧乏やから、何もしてあげられへん」と言っていました。
家は小さな食料品店。父は長距離トラックの運転手で、家族で旅行に行った記憶はほとんどありません。欲しいものは我慢し、友達の家をうらやましく思っていました。
だから私は、自分の子どもにはお金のことで我慢をさせないと決めました。
無駄遣いには口を出しても、進学や留学には惜しまない。娘たちを海外へ送り出せたことは、今も私の誇りです。
振り返ると、私が稼ぐ理由は、ずっと「家族」でした。
贅沢がしたいわけではありません。お金の不安がなくなっても、たぶん今の暮らしを続けると思います。ただ、家族に会いに行ける安心が欲しい。それだけです。
理由が決まると、選ぶものが変わった
「何のために稼ぐか」がはっきりしてから、私の判断は変わりました。
それまでは年間100万円を3年間自己投資してきましたが、大きく稼ごうと足掻いていた自分がいたからです。
あれもこれもと商材に手を出し、気づけば何も手をつけられなくなっていたのです。
高額な講座には申し込まなかった
それからも、講座やセミナーに心が動いたことは何度もあります。
それでも申し込まなかったのは、あれもこれもと手を出して、結局やり切れない自分の姿が目に浮かんだからです。理由につながらない学びに、お金と時間を使うのはやめました。
定年の半年前に、法人を作った
会社員としての信用があるうちに、法人を設立しました。そして、創業融資1,100万円を受けました。
再雇用の給料だけで、年に何度も家族に会いに行けるか。そう考えたとき、答えは「会社員のうちに動く」でした。
失敗しても、立ち止まらなかった
その後、法人で始めた輸入物販は、円安と物価高騰で半年のうちに売上が3分の1以下になりました。
正直、自分を責めました。
それでも立ち止まらなかったのは、理由がはっきりしていたからです。法人という器があったので公庫に相談でき、300万円の追加融資を受けて立て直すことができました。
人生の親会社にも、「経営理念」がいる
どんな会社にも、経営理念があります。
経営理念は、飾りの言葉ではありません。迷ったときに、何を選び、何を選ばないかを決めるための「判断の基準」です。
私は長く、保守エンジニアとして働いてきました。機械を長持ちさせるコツは、壊れてから直すことではなく、点検の基準を先に決めておくことでした。
人生も同じだと思います。
このブログでは、会社員のまま自分の「人生の親会社」を作る方法を書いてきました。その親会社の経営理念にあたるのが、「何のために稼ぐか」です。
理念が先にあるから、法人の作り方も、融資の使い方も、仕組みの組み立て方も、ぶれずに選べます。
あなたの経営理念を、一行で書いてみる
最後に、あなたにも考えてみてほしいのです。
難しく考える必要はありません。次の3つの問いに、順番に答えてみてください。
- あなたが稼いだお金で、喜ぶ顔を見たい人は誰ですか?
- その人と、何をしたいですか?(どこへ行きたいですか?)
- それを続けるには、1年にいくら必要ですか?
たとえば、こんな一行で十分です。
- 老後も、夫婦で年に一度は旅行に行ける安心がほしい
- 孫の進学のときに、少しでも力になりたい
- 親の介護が必要になったとき、仕事を理由に断らずにいたい
- 定年後も、誰かの役に立っている実感を持ち続けたい
一行で書けたら、それがあなたの人生の親会社の「経営理念」です。
まとめ:稼ぎ方より先に、稼ぐ理由を
「どう稼ぐか」は、あとからいくらでも学べます。
でも、「何のために稼ぐか」は、自分にしか決められません。
そして、理由が決まっている人は、途中でつまずいても戻る場所があります。
私の理由は、アブダビにいる娘と孫に、妻と一緒に会いに行き続けることです。
あなたの理由は、何ですか。
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