「全員に売る」をやめる|顧客を選ぶという経営判断

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前回の記事では、SNSの毎日更新に頼らない発信の作り方について書いた。
発信の仕組みができてくると、次にぶつかりやすいのが「全員に買ってほしい」という考え方だ。
一人でも多くの人に届けたい、という気持ち自体は自然なものだと思う。
ただ、実際に事業を続けていくと、「全員に売ろうとすること」が逆に自分の首を絞めることがある。
「いい人」でいると、対応に時間が奪われる
市場には、安いノウハウだけを求めて、結果が出ない理由を他人のせいにしがちな層も一定数いる。
そうした層にまで商品を売ってしまうと、質問やクレームの対応に多くの時間を取られることになる。
「売上は上がっているのに、全然自由になれない」というのは、多くの場合、顧客を選ぶプロセスを省いてしまった結果だと思う。
あえてはっきり書く、という選択
私が意識しているのは、ブログやSNSの時点で、ある程度はっきりと書くことだ。
情報を出し惜しみするのではなく、「自分で考えずに答えだけ欲しい人には合わないかもしれない」ということを、あらかじめ伝えておく。
そうすることで、内容に納得した上で来てくれる人だけが残りやすくなる。
経営者の仕事は、商品を売ることだけでなく、誰と付き合い、誰とは無理に付き合わないかを決めることも含まれると思っている。
選別で生まれた時間を、次の投資に回す
対応に追われる時間が減ると、その分を仕組みづくりや自分の学びに使えるようになる。
私自身、次のようなことを意識的に減らしてきた。
- 愚痴が中心の飲み会への参加
- SNSの「いいね」やフォロワー数を頻繁に確認すること
- 次々に出てくる「お得な手法」を追いかけ続けること
これらを完全にゼロにする必要はないが、優先順位を下げて、その時間を仕組みづくりに回すようにしている。
まとめ:フォロワー数より、合う人が残る仕組み
1万人に広く浅く届けるより、100人の納得してくれた読者の方が、事業としては安定することが多い。
全員に売ろうとするのをやめ、自分に合う顧客を選ぶという発想を持つこと。
これも、私が会社員のまま法人を育ててきた中で学んだことの一つだ。
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