「個人で稼ぐ」に憧れるほど動けなくなる会社員へ。実績ゼロでも一歩を踏み出せた理由

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会社から疲れて帰ってきた夜、リビングでスマホを開いて、誰かのキラキラした「成功報告」が目に入ってしまったこと、ありませんか。
「自分には何の実績もない」
「明日、自分がこの会社から消えても、何事もなかったように回っていくんやろうな」
「個人で稼げる時代やと言われても、自分には売れるようなスキルなんて一つもない」
もしあなたが今、そんな焦りと諦めの間で揺れているなら、この記事を最後まで読んでみてください。
先に言っておきます。
僕はこれから、あなたに「簡単に稼げる方法」を教えるつもりはありません。
むしろ逆です。「誰でも簡単に稼げる」というノウハウが、なぜあなたを動けなくさせているのか、その構造から一緒に解剖していきたいと思っています。
「誰でも簡単」「すぐ稼げる」が隠している罠
「初月から月収50万円」「知識ゼロでも稼げる」
こういう言葉、SNSを開けば毎日のように目に飛び込んできますよね。
僕も見てきました。
正直、心が動かなかったと言えば嘘になります。
会社員として真面目に働いてきて、それでも将来への不安が消えないとき、そういう言葉は暗闇に差す光のように見えるものです。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
そういう言葉に惹かれて何かを始めてみて、本当に納得のいく結果が出たことがあるでしょうか。
僕の答えは「いいえ」でした。
note600本書いても、有料記事が売れなかった理由
僕はもともと、「正しい情報を、丁寧にまとめて発信すれば、いつか誰かの役に立つはずだ」と信じていました。
会社員として定年まで勤め上げ、その後は再雇用と法人経営を兼業しながら、noteに記事を書き続けてきました。
数で言えば600本以上。
決して少ない量ではないと思います。
それでも、有料記事や商品を出すたびに、驚くほど反応がありませんでした。
少し前まで、有料エリアの売上はほぼゼロという時期が続いていたんです。
「これだけ書いてるのに、なんで売れへんのやろ」
正直、心が折れかけたこともあります。
「正しい情報」に価値がなくなった時代の罠
理由は単純でした。
「正しい情報」や「ためになる知識」そのものには、もう1円の価値もない時代になっていたからです。
検索窓に打ち込めば無料で出てくる。
AIに聞けば秒で教科書通りの答えが返ってくる。
そんな時代に、実績のない一個人が「正しさ」や「情報の詳しさ」で勝負しようとしても、そもそも勝負するフィールドが間違っていたんです。
読者が本当にお金を払ってでも欲しいのは、教科書通りの正解ではありません。
「自分のこの苦しさを、本当の意味で分かってくれている人の言葉」であり、「自分と同じような葛藤を抱えていた人が、どうやって足元の一歩を踏み出したのかという生のプロセス」です。
僕が提供すべきだったのは、まとめ情報ではなく、僕というフィルターを通した「生の葛藤と、そこからの小さな脱出劇」だったんですよね。
あなたが「個人で稼ぎたい」と思った、本当の理由
一度、あなたの胸の奥にある本当の願いに耳を澄ませてみてください。
「個人で稼げるようになりたい」と思った本当の理由は何でしょうか。
高級車に乗りたいから? SNSでちやほやされたいから?
おそらく、違うはずです。
会社の給料だけに依存し、組織の顔色をうかがいながら生きていく不安から解放されたい。
「お前の代わりなんていくらでもいる」と思わされる寂しさから抜け出し、自分という個人の力で誰かに感謝される手応えが欲しい。
自分の力で1円でも、1000円でも稼ぎ出したという自信を持って、昨日の自分より今日の自分を少し好きになりたい。
妻や娘、孫と一緒にいるとき、お金や時間の心配をせずに、心から笑っていたい——そんな願いではないでしょうか。
僕自身、初孫が生まれてから特に強く思うようになりました。
会社という一つの看板だけに人生の全部を預けたままでいいのか、と。
あなたが求めていたのは、一攫千金のギャンブルではなく、「自分の人生の主導権を自分の手に取り戻すための、小さくても確実な歩み」だったはずです。
実績がないなら、実績がないなりに。自信がないなら、自信がないなりに。
その等身大のあなたのままで、価値を生み出していく道は、確かに存在します。
まずは「動けない自分」の正体を知ることから
その道を進むために、まずはあなたが今どこで立ち止まっているのか、足元を正しく点検するところから始めましょう。
一度、紙やメモ帳を開いて、こう自分に問いかけてみてください。
「これまで『発信できない』『商品を作れない』と感じたとき、頭の中で再生されていた"ブレーキの言葉"は何だったか」
「こんな実績で語ったら笑われる」「同僚に見つかったらどうしよう」——そんな言葉が出てきたなら、それはあなたが「嘘をつきたくない」という誠実さを持っている証拠です。
ブレーキの言葉の正体が見えると、不思議と少しだけ動きやすくなります。
おわりに:同じ夜を繰り返す未来か、静かな一歩を踏み出す未来か
あなたの前には今、2つの未来があります。
1つ目は、何も変えずに画面を閉じ、これまでと同じ夜へ戻る未来。明日もいつもと同じ時間に起き、疲弊して帰宅し、SNSで他人の華やかな成果と自分を比べて、ため息をつく。その夜を、この先も何年と繰り返していく未来です。
2つ目は、背伸びをした偽りの自分を脱ぎ捨てて、等身大のまま一歩を踏み出す未来。実績がないことを恐れず、自信のない葛藤をそのまま誰かのための灯火に変えて文章を紡ぐ。自分が作った小さなコンテンツが、どこかの誰かの夜を救い、会社以外の場所で個としての収入を得ていく未来です。
どちらを選ぶかは、あなたの自由です。
ですが、もし少しでも「もう自分を責める夜には戻りたくない」「静かでもいいから、自分の足で立ち上がりたい」と願っているなら、今日感じたブレーキの言葉を、一度紙に書き出すところから始めてみてください。
僕自身、定年半年前に誰にも言わずに法人を立てて、創業融資1,100万円を引き出し、今は法人7期目を走っています。
その一歩も、最初はこんな小さな夜の決意から始まりました。
会社員のうちに法人を作った実体験の全部は、こちらのnote記事に書いています。
▶『法人を作りたい』と思ったあなたへ。
たにやんが実体験を全部書いた。
https://note.com/hirofumi365/n/n547b02105ce6
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