家族で“旅を叶える生活”を育てよう──マイルより大切だった、絆とゆとりの話

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旅行を目指すだけじゃない。家族で同じ目標を持ち、日々の暮らしを整えながらゆとりを育ててい──そんなマイル生活の実践記。
Contents
マイルよりも大切だった、“みんなで目指す旅”という会話
「どこか行きたいね」
そう言い合うことは、どの家庭でもあるかもしれません。
でも私たちの家では、ある時からその“旅”が、現実的な目標になりました。
それは「どうやって行くか」を話し合ったからではなく、「家族で行きたい」とみんなが思っていたことに気づいたからです。
それまでは、家族それぞれの忙しさに追われ、同じ時間に同じ方向を向くことが少なくなっていました。
けれど、ふとした夕食の会話で出た「来年は海外に行こうよ」の一言。
そこから、週末の過ごし方、支出の意識、会話の内容までもが少しずつ変わっていったのです。
マイルはその“手段”にすぎません。
いちばん大切だったのは、「みんなで同じ未来を思い描くこと」でした。
忙しさに流されない“仕組み”を、暮らしの中につくった
「やりたいことがあるのに、忙しさに追われて終わる毎日」。
そんな私たちが変われたのは、旅を目的にした“仕組みづくり”を始めたからです。
たとえば、家計簿アプリ。
これまでは「節約のため」に記録していたけれど、今は「旅を叶えるため」に使っています。
- 旅行用の積立カテゴリをつくる
- マイルが貯まる支出は、優先的にカード決済
- ポイントやキャンペーンの情報も週1で共有
この小さな“旅の部屋”が、家族の中で自然に育ってきました。
また、家事の効率化も「自分の時間を確保して、旅の計画に充てる」ため。
“手段を生活に組み込む”ことで、意識しなくても夢に向かえる。
この発想は、私たち家族にとって大きな転機となりました。
無理をしない、でも諦めない──マイルが支えてくれた「継続」
「がんばりすぎると、続かない」。
それが私たちの経験でした。
でも、マイルという仕組みは、日常を“そのまま”旅につなげてくれるものでした。
たとえば:
- スーパーでWAONを使うだけでマイルが貯まる
- 公共料金をJALカード払いにするだけで積算される
- 家族で話しながら、今月どれくらいマイルが増えたかをチェックする
私たちは毎週末、30分だけ「旅会議」を開いています。
その時間は、旅の話だけじゃなく、家族の夢を共有する時間にもなりました。
「この週末は出かけなかったけど、1,200マイル増えてたね」
「あと半年でハワイ行けるんじゃない?」
そんな小さな会話の積み重ねが、“家族で続ける力”になっています。
無理はしていません。でも、諦めてもいません。
旅は、もう“特別なこと”ではなく、“家族の一部”になりつつあります。
旅先で思った──この時間は、家で育った
ついに、私たちの“家族旅”が叶いました。
出発前、空港に向かう道すがら。
搭乗口での笑顔、移動中の会話、ホテルの部屋で見た家族の寝顔。
そのすべてが、「ああ、これは家で育った時間なんだな」と感じられました。
行き先がどこであれ、ビジネスクラスかどうかは関係なく、
この時間の“質”は、日々の暮らしの中で育っていたのです。
毎週の旅会議、些細な積立、家族との対話。
それらが、この旅を“ただの観光”ではなく、「家族のかけがえのない瞬間」に変えてくれました。
マイルがくれたのは航空券だけではなく、
私たちの暮らしにある“気持ちのゆとり”だったのかもしれません。
旅先で、そう気づけたこと自体が、最高のギフトでした。
まとめ|マイルを通じて、“生き方を分かち合う家族”になれた話
マイルは単なるポイントではなく、私たち家族にとって「目標」であり「習慣」であり、「会話の種」でもありました。
日々の暮らしを整えることが、未来の非日常をつくる。
その考え方が家族の中に少しずつ根づき、旅の準備は“生活そのもの”になっていきました。
大きな収入がなくても、特別なスキルがなくても。
工夫と会話と、小さな積み重ねで「家族で旅する」という夢は叶えられる──そう信じられるようになったのです。
そして気づいたのは、マイルがつないでくれたのは「空」だけではなく、「家族の心」だったということ。
旅が終わっても、私たちはまた次の旅を計画しています。
それは行き先よりも、「また家族で向かう未来がある」という幸せの確認なのかもしれません。
マイルで変わったのは、“暮らし方”ではなく、“生き方”だった──。
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