旅行記

海外旅行前に知っておきたい税関のこと

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海外旅行前に知っておきたい

税関で検査に引っ掛かったら時には没収で収まらず、罰金、懲役なんてことに!

知らぬが仏じゃ済まないのが税関。

なので海外旅行を予定しているなら、税関手続きの方法、禁止・規制されている物品、免税範囲を事前にチェックしておくべき。

税関検査は、渡航先で購入したお土産だけでなく、旅行中に使用する身近なものにも関係があるので税関の概要と、税関を通るときのポイントについて詳しく書いていきます。

そもそも税関で何をする?

空港や港などにある税関では、物品を輸出入する際に発生する関税、消費税の徴収や薬物、銃器などの密輸のチェック、取り締まりなどを行うのが目的。
渡航先で購入したものだけでなく、身に付けているベルトやアクセサリーなどの所持品(携帯品)も対象。税関は世界各地にあって入国手続きおよび出国手続きで、いずれも税関を通る必要があり、どちらかというと入国時の税関検査の方が複雑になっている。
普通、その国指定の用紙に記入して各自申告となる。(これが飛行機内で書く入国カード)
この画像はシドニー空港でペットフードを没収された時に申告したカードです。
正直に赤枠のYesにチェック入れました。

ペットフード全没収のエピソード

【厳格でした】オーストラリア入国でお土産を全部没収された!

やっぱりオーストラリアの入国審査は世界屈指の厳しい国だった。

 

僕たち夫婦は長女が飼っている猫のおやつ「チ◯ール」をお土産で持ってきたのです。

機内で書き方を参照しながら入国カードを書いていたのですが、表面右側にある項目で8番に・・・ ペットフードに関することが書かれていました。

もちろんチェック欄「Yes」にチェックです。

そして空港に到着、荷物を受け取って入国審査の列に並びます。

係員がカードを二度見して、別の列に並ぶように指示してきました。

そして審査官が荷物をチェック。

残念ながらここで、ペットフードを全て没収されました。

 

正直にチェック欄を「Yes」にしましたが「No」で通過できそうな気も・・・ ダメダメ!

もし発覚すると300AUDの罰金(日本円で約27,000〜30,000円)ですよ。

場合によって悪質とみなされたら、罰金ではすまなくなります。

正直に申告です!

【おまけ】

オーストラリアはタバコの持ち込みは5本までです。 5個ではありませんよ!

日本から出国する時の税関手続き

日本を出国する時の税関では、旅行中に使用する時計やバッグなどの外国製品、合計100万円相当額を超える現金などは申告が必要。
該当する指定の申告用紙「外国製品持出し届」や「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」「輸出証明申請書」に必要事項を記入してチェックを受ける。

 

出国時の税関手続きのポイント

  • 申告対象の物品をスーツケースに入れて機内に預けたい場合、税関でチェックを受けてから航空会社に荷物を預けること。チェックイン後すぐに荷物を預けないよう注意。
  • 出国時の時計、ネックレス、指輪などの外国製品の申告書は、渡航先で購入した外国製品と明確な区別をつけるための証明書。申請を忘れると、帰国時に判別できずに課税されることがある。例えば、ロレックスの腕時計をして出国する時などは、外国製品持ち出し届が必要ということ。
  • 「外国製品持出し届」「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」の用紙は、各空港の税関検査場にある。

海外から日本へ入国(帰国)する際の税関手続き

海外から日本へ帰国する際は、申告する物品の有無に関わらず、入国する全員が「携帯品・別送品申告書」を提出する必要がある。以前は対象者のみ申告だったが、テロ未然防止などの観点から2007年7月より義務化。また、100万円相当の小切手、現金等を持ち込む時は、「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」が必要。

 

入国時の税関手続きのポイント

入国時の税関手続きのポイントは次の通り。
  • 申告する物品の有無に関わらず、日本に入国する際は全員「携帯品・別送品申告書」の記入、提出が必要。
  • スムーズに税関手続きを終えるために、海外で購入したものは一つにまとめておくこと。
  • 海外でお土産などを購入した際の領収書、クレジットカード利用控えの提示を要求されることもある。よって旅行中に紛失しないように保管し、すぐ提示できるよう整理しておくこと。
  • 「携帯品・別送品申告書」は機内や税関検査場に、「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」は空港の税関検査場に用意されています。

Visit Japan Web

入国手続(入国審査、税関申告)に利用できるウェブサービスです。
海外から入国される方のほか、日本に帰国される方も利用することができます。

詳しくは画像をクリック↓(サイトにジャンプします)

海外旅行者の免税範囲

日本における海外旅行者の免税の範囲は、携帯品または別送品(帰国後6か月以内に輸入するもの)のうち、個人的に使用するものと認められたものだけ。
成人一人あたり、品目ごとに個数や購入価格の制限がある。
例えば、酒類は3本(1本・760mlのもの)、紙巻タバコは200本、香水は2オンス(約56ml)。
円貨換算で合計20万円を超える物品は、品物の種類などに応じた税率の税金が課せられる。
なお、酒類とタバコは、未成年は免税にならない。
 

輸出入が禁止・規制されているもの

世界のほとんどの国で輸出と輸入に分けて、それぞれ禁止・規制リストがある。日本で輸出・輸入いずれも禁止されている主な物品は、覚せい剤、大麻、著作権を侵害する物品、児童ポルノなど。
また、生態系に被害を及ぼす恐れのある「特定外来生物」、「ワシントン条約」で定められた絶滅の恐れのある野生動植物の輸出入の禁止・規制事項もある。
ワシントン条約では、生きている動植物以外にも特定動植物を使用した毛皮や皮革製品、漢方薬も対象。
一般的な海外旅行者が注意すべきことは、知らずに禁止・規制対象のものを旅先で購入してしまうこと。
海外では日本で許可されていない医薬品などが販売されていることも。
財務省関税局のサイトにしっかり目を通しておくこと。

渡航先の税関情報は必ずチェックしておこう

税関手続き方法は国によって異なり、カメラやパソコン、タバコの持ち込みは税関申告や、関税の対象になる場合も。例えばアメリカでは、申告する有無に関わらず「税関申告書」が必要。
また、食品にも注意が必要でアメリカでは調味料は持ち込めるが、カレー、ブイヨンといった肉製品を使った調理済食品のほとんどは持ち込みできないなど、細かく定められている。

さいごに

たとえ禁止・規制されている物品を知らずに所持していたとしても、税関では「知らなかった」では済まされない場合もある。
テロなどの犯罪防止の意識が高まっている昨今では、北米やヨーロッパを中心に空港での各種手続きが強化。
海外での税関手続きで問題が起こると、当然語学力も必要で面倒なことに。
スムーズに税関をパスできるよう、日本と渡航先の税関情報をしっかり確認しておくことが大切。
海外旅行は楽しんでなんぼです。
税関で嫌な想いをしないように!

 

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たにやん

たにやん

法人会社を経営しながら個人事業主、会社員もこなしています。 JALマイルを中心にためて夫婦で海外旅行を楽しんでいますが 今の日常生活に一工夫付け加えて年間10万マイルたまる方法を公開中です。 しっかりマイルをためてビジネスクラスで優雅に家族で海外旅行しませんか?

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